外貨建てMMF(マネー・マーケット・ファンド)は、外国の公社債投信の代表的な商品で、外国で設定され外貨建てで運用されているMMFを日本に持ち込んだものです。
外貨預金と似た性質がありますが、投資信託の一つです。
元本の保証はありませんが、高格付け債券や短期の金融商品等に投資して、信用リスクの軽減をはかり安全性は高いと言えます。
米ドル・ユーロ・豪ドル建てなどの通貨があり、安定的な利息収入を得ることを目的としています。
但し為替リスクがあり、為替の動向によっては大きな損失を受ける場合がありますのでその点は注意が必要です。
預入期間は無期限、取引日は何時でも購入、売却ができ、売却のペナルティもありません。
購入には外国証券取引口座を開設する必要があります。
口座管理利用はかかりません。
一部の証券会社、銀行で購入できます。
申込単位は各金融会社によって多少の違いがありますが、比較的小さい金額から購入できます。
外貨建ての株式・債券・投信などを購入するために利用したり利息や分配金の受け皿になり便利です。
税金は収益の分配金に対して20%の源泉分離課税がかかります。
売却益、為替差益は全て非課税です。
外貨預金の場合は為替差益が生じた場合、雑所得として総合課税の対象となります。