アクティブ運用における代表的な運用手法を説明して行きます。
主に4つとなります。
【トップダウンアプローチ】
まずは、景気動向や市場環境など経済全体の動き、マクロ経済の分析を行い、有望な国や地域を見極めます。
次に株式や債券などへの投資割合、業種の絞り込みなど経て、最終的に投資する個別銘柄を決めていく方法。
大きな視点から次第に細部に視点を移していくやり方です。
【ボトムアップアプローチ】
トップダウンアプローチに対して、ファンドマネージャーやアナリスト等による、企業の分析調査から投資する銘柄を決めていくやり方で、銘柄の選択そのものを重視します。
【バリュー投資】
割安投資とも言われ、売上、利益、財務状況、資産価値などその企業の持っている実力に対して、株価が割安と思われる銘柄を探して投資する方法。
市場や同業種平均と比べ、PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)の低いもの、配当利回りの高いものなどに投資する。
【グロース投資】
潜在的に高い成長力を持ち、将来収益が拡大すると思われる企業を選んで投資していく方法。
成長に伴い株価が高騰することをもくろむ。
PERやPBRが市場や同業種と比べて割高で、配当利回りが低くても、ビジネスモデルや、競争力、技術力などに将来の成長を見越して投資します。
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