良く炒め物などに重宝に使われるのが玉ねぎ。
炒めると飴色になり香ばしい香りを伴い、甘みも増して美味しくなります。
カレーを作ると時も玉ねぎを刻んで炒めるのは定番ですね。
玉ねぎは香りや、味だけでなくて体に良いという点でも油を使った料理と相性が良いようです。
リノール酸などの脂肪酸は酸化しやすく、活性酸素と体の中でくっつくとガン細胞などの要因となる過酸化脂質に変身する恐れがあります。
しかし玉ねぎにはケルセチンという成分が含まれており、ケルセチンはポリフェノールの仲間ですが、体に入ると脂肪とくっついて一緒に体内から出て行ってくれるのです。
脂肪が危ない物質、がんなどの原因になる過酸化脂質になるのを防いでくれるというのです。
サプリメントも数多く売られていますね。
脂肪を吸収するのでダイエットにも良いのです。
さらに抗酸化作用の強いケルセチンは動脈硬化、糖尿病の習慣生活病の予防にも効果ありと言われています。
やたらと悪者になる脂質は、タンパク質やビタミン、ミネラルなどと共に私たちに欠かせない重要な栄養素の一つで、食品を美味しくもしてくれます。
脂肪酸は私たちのエネルギー源ともなります。相性の良い玉ねぎと一緒に適度に摂りたいですね。
*ケルセチンを含む食べ物
- リンゴ
- ブロッコリー
- モロヘイヤ
- ホウレン草
- そばなど
油料理を食す時には積極的に取り入れて下さい。